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2024-11

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2025年卒 内定者メッセージ

2024年10月の内定式を終えた25年卒業見込の4年生の方に、就職活動に関するインタビューを行いました。

3年生の春からスタートするインターンシップは、多くの企業で採用の選抜ステップとなっており、採用活動の早期化が進んでいます。

夏季インターンシップで採用の参考にする企業もあり、インターンシップ後に個別面談等が実施され、本選考の採用面接に繋がっているケースが多く見受けられます。このような状況から、早い段階での就職活動の準備が必要となっています。

阿部 雄太さん
【就活データ】

三菱重工業(株)内定       

・志望業界:重工業界、海運業界、プラント業界、IT業界
・インターンシップ参加:約20社 (1day:13社、3days:3社、5days:4社)
・エントリーシート提出:70社
・面接:19社
・内定:5社      

     

(三菱重工のケース)
冬インターンから早期選考の優遇で内定を頂きました。
3年生の9月にエントリーシートを提出し、Webテストを受験、10月下旬に3daysのインターンシップに参加しました。2月上旬に一次面接、2月下旬に最終面接を受け、その場で内定を頂きました。
     

【就活の準備】

 3年生の6月上旬にエントリーシートを書き始めました。
 エントリーシートに書けるような「ガクチカ」が必要であることから、半年間程IT企業のインターンシップで法人営業を行っていました。
       

【企業の決め手】

 人々の生活を根底から支え、豊かにする仕事がしたい想いのもと就職活動をしていました。中でも世界のインフラに寄与することができる重工業界の中で、日本を代表する企業であることから規模の大きい仕事ができると考え入社を決めました。
 また企業側から複数回の社員座談会や工場見学を企画してくださり、入社後のイメージがわきやすかったのも決め手になりました。

【自己理解の方法】

 他者と比較し自分だけが経験したと言えるような経験を複数挙げ、そこでの出来事における自身の強みについて具現化することで自己理解を深めました。

【仕事理解の方法】

 YouTubeで業界について調べてみると実際に働いている人のインタビュー動画が複数あるので、それを観て勉強していました。
 志望度が高い企業や情報が出回っていない業界に関してはビズリーチを使い、直接話を聞きました。

     
【大学の就職支援サポート体制で役に立った点】

 SPIの本がキャリアセンターに複数置いてあり、見ることができたので出題される問題のレベル感を事前に知ることができたのはよかったです。

【苦労した点】

 モチベーションの管理です。モチベーションが湧かない時はゼミ生とZoomで雑談しながら作業することでモチベーションを高く維持することができましたし、5daysのインターンシップで出会った他校の優秀な学生と連絡をとり続けることで現状に満足せずに常に高い目標を持って就活をすることができました。       

【大学で力を入れたこと】

 SaaS企業での長期インターンシップやTOEICの勉強に力を入れていました。     

【後輩達へのアドバイス】

 就活は早いに越したことはないので、早め早めに行動し取り掛かることがとても大切です。最近は就職活動が早期化しています。4年生の4月からでは採用活動が終了している企業は少なくありません。多くの企業が3年生の夏休み時点でインターンシップを開催しているので、少しでも気になっている企業があるのなら企業のマイページに登録しておくことをお勧めします。
 また、面接もエントリーシートも回数をこなすことが重要です。ガクチカや強み、業界の志望動機は使い回すこととなるので早期に回数をこなし、洗練させておくといいと思います。
    

    

横田 美衣奈さん
【就活データ】

日産自動車(株)内定       

・志望業界:自動車業界
・説明会参加:合同説明会には参加せず、企業に絞って参加していました
・インターンシップ参加:5社
・OB・OG訪問:1名
・エントリーシート提出:7社
・面接:7社
・内定:4社       

     

(日産自動車のケース)
【1月中旬】冬インターンシップ(1Day)に参加

【2月中旬】職種説明会参加

【2月下旬】エントリーシート提出、Webテスト受験

【3月初旬】一次面接(約45分):Web形式

【3月下旬】二次面接(約1時間):Web形式
※当初は3時間のグループ面接が予定されておりましたが、会社側の都合により1時間の個人面接となりました。
 なお、二次面接の受験には一次面接通過後の部署座談会への参加が必須でした。

【4月初旬】最終面接(約15分):対面形式
※面接は英語で行われましたが、それは役員が外国人の部署のみのようでした。
     

【就活の準備】

3年生の4月頃から就職活動を開始し、ゼミに入った頃から夏インターンシップのエントリーシートを書き始めました。その他にはWEBテストの勉強などを定期的におこなっていました。
     

【企業の決め手】

 中学生の頃から車をつくる仕事に携わりたいと思っていたため、工業専門学校に進学しました。一番やりたかった業務である商品企画ができるのは日産自動車だったこと、若手でも活躍できる海外研修制度などが整っていることに魅力を感じました。
 その他にも社風や福利厚生などを総合的にみた際にフラットに仕事ができる環境であったことが決め手になりました。

【自己理解の方法】

 自分の成長記録などはあまり作りこんでいなかったため、エントリーシートを書き進めていく中で自己理解が深まっていきました。
 両親や友達にインタビュー形式で深堀をしてもらう中で、自分のアピールポイントを知ることができたので周りの人に助けられました。

【仕事理解の方法】

 説明会への参加や企業のHPを調べることを中心に取り組んでいました。自動車メーカーについては、1か月半のインターンシップの中で社員の方に様々なお話を聞くことで理解を深めました。
 また、ゼミの先生のご紹介でOBOG訪問をさせて頂き、踏み込んだ質問ができたことで選考のコツを聞くことができました。

【苦労した点】

 自分のアピールポイントが分からなかった為、エントリーシートの作成が一番苦労しました。

【大学で力をいれたこと】

 4か月間のクロアチア留学と1か月半のインターンシップに力を入れていました。

【後輩達へのアドバイス】

 「人に頼ること」「自信がないことを見せないこと」が大切だと思います。
 私自身も最初は自分に自信を持てずにいましたが、些細なことでもこれまでの経験を箇条書きにしたり、誰かに話してみることで自分に自信をもつことができました。



伊藤 慎平さん
【就活データ】
     
      

(株)JTB内定       

・志望業界:旅行業界、エンタメ業界
・説明会参加:約30社
・インターンシップ参加:5社 (1day:4社、3days:1社) 
・OB・OG訪問:2名
・エントリーシート提出:22社
・面接:11社
・内定:3社

(JTBのケース)
夏のインターンシップに参加した際にグループワークでの取り組みを評価していただき早期選考に進みました。
早期選考は落ちてしまいましたが、本選考にもエントリーし直した結果、内定をいただきました。
     

【就活の準備】

2年生の2月頃に初めて説明会に参加、3年生の6月にマイナビを登録し本格的に就職活動を開始しました。
     

【企業の決め手】

 元々イベントが好きで、人々を楽しませられる仕事をしたいという想いがあり、旅行業界を志望していました。
 その中でもオリンピックや大阪万博など、国と連携した仕事のできる環境に魅力を感じました。海外にも支店が多く、できる仕事の大きさや人に与える影響力が決め手になりました。

【自己理解の方法】

 両親や大学のキャリアセンターの方と話す中で自己理解を深めました。
キャリアセンターは顔を覚えられるくらい活用していて、面接練習を沢山していただく中で徐々に自分のことがわかっていきました。友人と話すよりも自分の弱点を知ることができるのが良かったです。

【仕事理解の方法】

 興味のある会社にはどんどんエントリーしていました。合同説明会などを含めると約30社の説明会に参加し、同じ会社でも理解を深めるために何度も参加しました。OGOB訪問では説明会で聞くことのできないようなリアルな仕事の話が聞けたので勉強になりました。

【大学の就職支援サポート体制で役に立った点】

 オンラインで開講していた学内説明会(自己分析講座)に参加しました。
キャリアセンターには10回以上行き、OBOG訪問用の名簿を調べたり、エントリーシートの添削や面接練習を行っていただきました。

【苦労した点】

 就職活動の早期化によって、周りに内定を持っている人がいる中で、志望企業が遅めの選考だった為、他の人と比べてしまうことがありました。
精神的につらい瞬間もありましたが、最終的には比べても仕方がないと考えるようにしていました。

【大学で力を入れたこと】

 2年生から現在も継続しているアパレルのアルバイトに力をいれていました。 売上や平均単価を見ながら販売計画を練ったり、アルバイト以上のことを求められている環境で売り上げを伸ばすことを目標にしていました。
 ガクチカはいくつか用意していて、所属サークルの会計係として責任を持って取り組んでいたことも自己PRとして話していました。

【後輩達へのアドバイス】

 自分自身の就職活動では、「迷ったらやる」という気持ちを大事にしていました。
インターンの選考では少し憧れのあったパイロットにもエントリーするなど、迷うくらいなら挑戦してみようという気持ちで取り組んでいました。結果はダメでもそこで諦めがついたり、自分に合うかどうかも分かるので、迷うくらいなら絶対に挑戦したほうがいいと思います。